REIのレースができるまで

繊細で美しいレースを作り上げるにはさまざまな工程が必要で、機械だけではなく人の手が不可欠です。

日本のレース工場が数を減らす中、長い経験に裏打ちされた熟練の技術をもつレース職人さんもまた、年々少なくなってきています。

代々大切にされてきたアンティーク品のような、手仕事のぬくもりを感じさせてくれる日本のレース。

それを作り上げる職人さんの技術を守り、一緒にものづくりをしていきたい。

日本製にこだわったREIのお洋服づくりには、そんな思いも込められています。

そもそもレースってどうやって作るんだろう?

レース工場ってどんなところ?

そんな疑問にお答えすべく、古くからお付き合いのあるレース工場さんを訪ねて埼玉に行ってきました。

レース機はとても大きく、膨大な数のボビンが並んでいます。

湿度や温度の変化で1ミリでも糸がずれると柄もゆがんでしまうので、調整には熟練の技術を要します。

レースを編むという手仕事を機械に委ねて何世紀も経ちますが、こういった大変さも職人さんが減っていってしまっている要因の一つなのかもしれませんね。
柄の運針を決めるパンチカード作り。

パンチカードとはレースの柄の運針を決める横24目を1模様としたカードのこと。

ここでどう運針するかでレースの仕上がりがうんと変わります。

年季が入ったレース機の作動部。

熟練の職人さんによる補修風景。

ソルシートというお湯で溶ける基布にこのように刺繍をかけ、布を溶かすことで繊細なエンブロイダリーレースができあがります。
パンチカード倉庫。

レース工場の大切な財産です。





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REIのオリジナルレースを作っていただいているレース工場さんをご紹介しました。



こちらの工場では、REIのロゴ入りレースや、フェアリーストールのミツバチ、ブドウなどロングセラーアイテム、ほか季節ごとに様々なレースを作ってくださっています。