2023年 11月 30日
洋子さんのアトリエ
横浜にあるREIの初代デザイナー、洋子さんのアトリエにお邪魔してきました。
大きな作業台、ミシン、アイロン、たくさんの反物が並ぶ秘密基地のような小部屋。
遠く海が望める窓から太陽の光がやわらかく差し込んで、洋子さんの人柄そのもののような優しいぬくもりを感じさせてくれます。
大きな作業台、ミシン、アイロン、たくさんの反物が並ぶ秘密基地のような小部屋。
遠く海が望める窓から太陽の光がやわらかく差し込んで、洋子さんの人柄そのもののような優しいぬくもりを感じさせてくれます。
洋子さんは、居心地の良いこのアトリエで1日を過ごすことも多いのだそう。
REIの始まりの地である横浜。
1940年、洋子さんのお父さんが始めたレースのブラウス作りが、親子三代に渡って引き継がれ、現在のREIにつながっています。
明治時代に外国人居留地として栄え、今も歴史ある教会や洋館が残っている山手エリアを歩いてみると、不思議とREIの根幹的な世界観と通ずるものを感じました。
日本でありながら、とても異国的で、でもどこか懐かしさもあり…。
洋子さんのアトリエにお邪魔して、同じノスタルジーを感じたのは、当たり前ですがここがREIの原点のような場所だからかもしれません。
デザイナー業を次代に繋ぎ、会社に出社することは少なくなりましたが、レース職人、染色職人として、現在も絶賛活躍中の洋子さん。
ハンドカットで仕立てる繊細なレースアイテムや、一枚一枚手作業で組み合わせるコラージュレースなど、洋子さんにしか作れない世界観は今も健在です。
REIの人気アイテム「プティレース」も洋子さんの手作り。
簡単なようで難しい詰め合わせも、ひとつずつ丁寧に作ってくれています。
簡単なようで難しい詰め合わせも、ひとつずつ丁寧に作ってくれています。
“REI THE LACES CHAMBER”は「レース好きの人たちに、レースの小部屋で楽しんでもらいたい」
そんな思いから洋子さんがつけたREIのブランド名です。
手仕事を惜しまず、どんなことも丁寧に。
洋子さんの教えは、今も会社の礎として深く根付いています。
昔も今も変わらず、レース一筋に40年。
洋子さんの丁寧な手仕事が、今も私たちのものづくりを支えています。